2017年4月25日火曜日

請負契約と委任契約を分けるポイント

システム開発やWeb制作が終了した後、そのシステムやWebの保守管理(運用)の業務を受ける場合も多いと思います。

通常、
 開発・制作 → 導入・統合 → 保守管理(運用)

という流れになると思います。

それぞれの段階における契約(契約類型)は、次のようになるのが一般的です。

2017年4月17日月曜日

請負契約なのに「プロジェクトマネジメント義務」

システム開発やWeb制作等のIT契約においては、「全体として」は請負契約になると思われます。

受託者側として委任契約を望まれる場合には、こちらもご覧ください。

さて、システム開発等のIT契約が請負契約であるのに、
 受託者側にプロジェクトマネジメント義務が課せられる

のは、なぜでしょうか?

2017年4月10日月曜日

契約書のタイトルが「請負契約書」なら‘請負契約’、「委任契約」なら‘委任契約’

契約書のタイトルは、どのようなものにするか...

 「システム契約開発請負契約書」
か、それとも、
 「システム契約開発委任契約書」
か...

やっぱり、
 委託する側としては、完成させてもらいたいから、
 「システム契約開発請負契約書」

 受託する側としては、そんな責任を負いたくないから、
 「システム契約開発委任契約書」
か...

2017年4月3日月曜日

「仕事が終わらない」理由は契約にある

システム開発などのIT契約において、

 クライアントからの変更要求で仕事(業務)が終わらない

という話をよく聞きます。

このようなことが起きる一つの原因は、

変更に関する契約がキッチリなされていない

という点にあります。

さらには、
 請負契約としているのに、仕事の完成を明確にしていない

という点があげられます。


IT契約の多くは、契約締結当初、

 仕事の完成の内容 = 開発するシステム

が明確になっていないことがほとんどであることはご承知のとおりです。


しかし、これが決まらない限り、仕事(業務)が終了しないのも事実ですし、契約の考え方からいってもその通りです。


では、何らかの形で仕事の完成の内容を決める必要があります。


そのプロセス、決定方法等が決められていないことが問題となります。


仕事の完成の内容を決定する方法等が決まっていなければ、

 開発者側が請負契約だと思っていても、準委任契約であると判断されてもやむを得ません。


請負契約や準委任契約というのは、単に契約書のタイトルにそのように書いていればそうなるというわけではありません。


法律で規定されている要件に合うような規定にしておくことが重要です。



IT関連業務の契約・契約書に関するご相談やご依頼は、こちらの相談フォーム、又はメール(infoアットtakagi-office.biz)からどうぞ。
契約事項、契約内容のアドバイスから契約書作成まで対応いたします。

#行政書士 #予防法務 #IT契約 #システム開発 #プログラム開発 #Web制作 #契約
#トラブル #請負 #準委任 #納期 #仕事の完成 #仕様変更