2016年12月19日月曜日

システム系とWeb系の連携の注意点(前編)

様々なビジネス展開を考える際に、他業種(異業種、異分野)の企業等と連携することが出てきます。

‘連携’という言葉は使わなくても、例えば「何かおもしろいこと一緒にやりましょう!」という感じで始まるようなものも含みます。


例えば、モノ作り企業がデザイナー(デザイン事務所)と連携して商品開発するようなケースです。

産学連携と呼ばれる、企業と大学(の研究者)もそうです。

あるいは、システム系の会社とWeb系の会社が連携するケースもあります。


IoT というところでは、様々なIT以外のものとITが繋がる、連携するということが進んでくるものと思われます。


これら、異業種・異分野が連携する際には、その背景となる考え方や習慣(慣習)等の違いによって、ちょっとした行き違いがあったり、それが発展してトラブルになったりすることがあり、結果的に連携が失敗に終わる、ということがよくあります。

例えば、「もの」作りとクリエイターとでは、仕事の内容や成果物についての考え方が違う、著作権等の知的財産権の認識の違い、といったところからトラブルが起こりがちです。

そういったことをなくすためには、双方の考え方や習慣(慣習)、文化等の違いを理解していくことも重要です。


さて、システム系とWeb系が連携という点でいうと、
 同じIT系
ということで、同じように思いがちで、それによってトラブルが起こったり、あるいは(本質的には異なることが多いので)連携の妨げになったりしているようです。

実際には、システム系とWeb系ではかなり違いがあり、両分野に精通しているような場合でなければ、お互いの違いが分かりにくい状況にあると思われます。

システム系とWeb系が連携する際の注意点を、他の異分野連携でもいえることも含めて考えてみたいと思います。


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